紅柘榴（べにざくろ）

精力剤やサプリメントなどの実力というものは、配合している成分によって決まるといっても過言ではない。

紅柘榴の原材料はどうなっているのか、チェックしてみよう。

「…。」俺ははじめてこの原材料を見た時、「これでは女子をウフン、アハン状態にするのは難しそうだ」と思ってしまった。

なぜそんな風に思ってしまったのか、これからその訳を説明していこう。

「快感」の源ってなんだ？

男なら裏筋、女ならクリトリスを刺激すると、ほとんどの人が快感を得る。

あんまり深く考えたことはないだろうが、この快感の正体はいったい何なのだろう？

ズバリ、名前は聞いたことがあるだろう、「ドーパミン」だ。

性器を刺激することによって「快楽ホルモン」とも呼ばれるドーパミンが脳内で分泌されることによって、人は「気持ちいい」感覚を得る。

ただ、このドーパミンもマンネリや老化によって分泌量が減ってくるんだ。そうすると、性欲や気持ちよさなどもどんどん下降していってしまう。

性欲をアップさせるには？

じゃあ一度下がってしまった性欲やセックスの気持ちよさをアップさせるにはどうすればいいのだろうか？

勘のいい人なら「ドーパミンを摂取すればいいのでは？」と思うだろう。

惜しい！というのも、ドーパミンを外部から直接摂取したり注射したりしても、脳内の毛細血管がドーパミンをパーン！とはじいてしまうからなんだ。

そこで登場するのが「L-ドーパ」。L-ドーパは外部から摂取しても脳内毛細血管にはじかれず脳内に侵入し、脳内でドーパミンに変わって、ドーパミンの分泌量を増やしてくれる。

じゃあ今度は「どうやってL-ドーパを摂取すればいいんだ？」という話になってくるよな。

今のところL-ドーパを摂取するのに最も効率的な方法は、ある食材を食べること。それは「ムクナ」だ。こんな見た目をしているｓ。

別名「ハッショウマメ」とも言われていて、数ある食材の中ではズバ抜けてL-ドーパを配合している。

精力剤などのサプリメントに入っていることも多く、性欲をアップさせたいのならムクナが入っている商品を選ぶべきだろう。

じゃあここで気になるのが紅柘榴の原材料だよな。もう一度チェックしてみよう！

そう、残念ながらムクナも入っていなければ性欲をアップさせる成分も入っていない。

ちなみにザクロは性欲アップに効果的だと有名だが、実際にはその効果が科学的に証明されているわけではない。

だから口コミでもあまり評価が高くなかったのだろう。良い口コミも、プラシーボ効果（思い込みで効果が出てしまうこと）がほとんどだと思う。